黒燕と蒼雀 年下彼氏日記

11歳年下の彼との日々のあれこれ。

前回の続き。

 

こんにちは!

今日は6連勤明けの

 

 

休日!

なので昨日の夜は黒燕くんと晩酌して飲み過ぎて

 

 

頭痛い…。

 

 

最近発泡酒の美味しさに気付いてしまって。

安くて美味しいなんて最高。

ビールは未だに苦いと感じてしまうし、酎ハイは酔い過ぎてしまうし甘いし、

 

 

甘くないし、程よく酔いたい私にはちょうどいい。

 

業務スーパーの、1袋に焼き鳥5本入っているやつが美味しくてね。1袋200円くらいだったような…。

それをつまみに2人で飲みながら、付き合い始めた頃の事を話してました。

 

 

 

 

なんとか付き合う事になったけれど、最初の2週間は会う度喧嘩になっていました。

 

黒燕くんは「自分の事を好きと言ってくれる人」が好みのタイプらしく

 

私の事を「好きにならなくちゃ、好きにならなくちゃ」と思っていたそうで。

実際その当時そう言われたしね。

 

 

 

そんなのなんか…ねえ。

「そんな無理に好きになってもらわなくてもいいよ。」って言っちゃって。

 

「付き合うって決めたからには俺は君を助けたいし守りたい」

「助けるって何から?守られなくても1人で大丈夫。好きじゃない女の事守りたいって意味わかんない。」

 

 

とか、こんな感じで。

私から告白したけれど、相手は11歳も年下。

お肌のハリツヤも何もかも違うのよ。

どう足掻いたって私が先に歳をとるし。

年下の黒燕くんに告白したくせに、自分がおばちゃんである事がひっかかっていたのね。

それにプラスして過去の虐めだったり、容姿も可愛くも何ともないし、見た目からし陰キャなので、陽キャな人達に利用されたり、道歩いていても頻繁に知らない人から暴言とか、そういう人生歩いてきてたんでめっちゃ性格歪んでて。

 

面倒な女だよね笑

 

 

かたや黒燕くんはお友達も沢山いて、虐められたりとか経験ないから

 

 

性格歪んでる私は

「友達に恵まれてきたあなたには私の気持ちなんかわからない」

と思っていた。

 

過去に虐められていたり、利用されたりしても、助けてくれた人は1人もいなかった。

 

それに、黒燕くんと付き合ったけれど、長くは続かないだろうな、って思っていた。

 

今までいつもそうだったから。

「性格悲観的過ぎてお前にはついていけない」

って必ず言われていたし。

 

だから黒燕くんも「守りたい」とか言ってるけど、そのうちすぐ「ついていけない」って言い出すだろうな、と。しかも無理に好きにならなきゃって思ってる状態よ?好きになってもらえる自信もなかったし。

 

だから2週間経った頃、口論になった時

 

「もう別れよう」

って言った。

 

 

黒燕くん、また長考するかなって思った。

口論になった時、私が何か言うと、長ーく考えてから答えてたから。

 

 

それがね

 

「別れない」って即答。

 

好きでもないのに?なんで?って思ったけど、それでも口論以外の時間は今まで付き合った誰とも違うくらい楽しくて、気持ちも楽で。お腹痛くなるくらい毎回笑ってた。

 

 

何より特撮の話をマウント取られずに話せるのがとても嬉しくて。

 

 

そういうのもあって別れるってそれ以上言えなくなってしまって。

 

 

本当面倒くさいおばちゃんよね。

 

 

 

 

 

最初のうちはこんなおばちゃんで性格も卑屈な私と付き合いたくなかっただろうなぁって勝手に思い込んでて、でも黒燕くんの事は好きで。

 

 

出会った特撮イベントの時、共通の知り合いのお陰で少しお話したのだけれど、

 

 

黒燕くんその時とても保存状態の良い、当時物の玩具を持っていてね、私その当時の仕事が、リサイクルショップで特撮番組関連の玩具を担当だったから

 

「これ当時物ですよね?こんな綺麗な状態なの初めて見ました!」

って言ったらぱっと笑顔になってね。

その玩具、自分で直したりしたらしく、その話を一生懸命してくれて

 

 

もうキュンってなってしまって笑

(とてもご機嫌な黒いラブラドールレトリバーをイメージしていただきたい)

 

その場で連絡先を交換して、1度デートして、その日の帰り際に告白した訳です。

 

 

その時「この人の事もっと知りたい!」って思った事を思い出して

 

 

私は黒燕くんが私の事わかってないと思っているけど、私も黒燕くんの事何もわかってないなって思って。

 

もう少し黒燕くんの事知りたいなって。

 

そう思ったのです。

 

 

この後から関係がガラッと変わるのはまた次回お話します。

 

読んでくれてありがとうございます。

それではまた。